私が遠近両用コンタクトレンズにたどり着くまで

からだの変化

私が老眼をはっきり実感したのは、50歳の誕生日を過ぎてまもなくのことでした

最初は趣味である読書のしづらさからでしたが、そのうち仕事にも支障をきたすようになりました

試行錯誤しながら、ようやく遠近両用ソフトコンタクトレンズに落ち着きました

私がそこにたどり着くまでの経緯をお伝えしたいと思います

※この記事は、私自身の目の状態や、眼科で検査・相談しながら遠近両用コンタクトレンズを試した体験について書いています。コンタクトレンズの合い方や見え方には個人差があります

これまでの視力矯正

高校生からハード

私は小学生の時から近視で眼鏡をかけていました

その後、高校生の頃から、ハードコンタクトレンズを使っていました

当時の私はハードコンタクトレンズを選び、その後25年間ずっとそうでした

40歳で網膜剥離を経験し、眼鏡中心の生活へ

40歳の時に網膜剥離をおこし、手術をしました

術後の経過は良く、眼科の先生からコンタクトレンズの装用を禁止されたわけではありませんでした

それでも私自身が、コンタクトレンズを目に入れることに少し怖さを感じるようになり、それからは眼鏡中心の生活に変わっていきました

網膜剥離になった時のことや、手術・入院については別の記事で詳しく書いています

子育て中、突然訪れた失明の危機|40歳で経験した網膜剥離と手術
40歳、3人の子育て中に突然右目の視野の一部が見えなくなり、網膜剥離と診断されました。翌日の手術、4日間の入院、仕事や運転への復帰、術後7〜8年続いた違和感まで、10年以上経った今振り返る実体験を綴ります

老眼の自覚後は

厳密にいうと、文字を離して読んでも見えにくなり日常生活に支障をきたすようになった頃のことです

まず眼鏡はムリだった

私はもともと強度の近視と乱視のため、度数が適正な視力のあるメガネは頭がクラクラするのでかけていることができませんでした

だから運転免許の更新に必要な視力ギリギリの眼鏡で毎日を過ごしていました

老眼をきっかけにまず遠近両用眼鏡を考えたのですが、

できることならもう少し遠くもはっきり見たいと以前からずっと思っていました

やはり、遠くをはっきり見えないことに不便を感じていたのです

そうなると、コンタクトレンズを選択することになります

普通のコンタクトレンズに老眼鏡

私の場合は強い近視に加えて乱視もあり、眼科で相談していく中で、遠近両用コンタクトレンズの選択肢から限られていることが分かりました

そこで最初は、普通のコンタクトレンズに老眼鏡をかけたらどうだろう、と考えました

でも私の仕事は、老眼鏡を頻繁に着けたり外したりできる環境ではありませんでした

だから、もう遠近両用コンタクトレンズしかないのかもしれないと思いました

いよいよ遠近両用へ

ハードコンタクトレンズ

まず試したのは、長年慣れていたハードコンタクトレンズの遠近両用タイプ

25年使ってきた安心感もあって、やっぱりハードかなと思っていたのですが、

これがなかなか難しかったのです

眼科では、何種類かを試して、5万円ぐらいで購入しました

慣れるのに時間がかかるということでした

私の場合、かなり見えにくく感じてしまって、仕事をしながら慣れていくというのが難しい状況でした

装着している間は仕事に支障をきたしてしまい、休日だけ使っていたので、いつまで経っても慣れませんでした

私には相性が良くなかったのだ、と割り切り、他の方法を考えることにしました

ソフトコンタクトレンズ

そこで人生で初めてソフトコンタクトレンズに挑戦してみることにしました

遠近両用については、かかりつけの眼科では、私の目に合うものを見つけるのが難しかったため、コンタクトレンズを多く取り扱っている専門店を訪れました

私の場合は強い近視と乱視があるため、選べる遠近両用コンタクトレンズにも限りがありました

実際試してみると、ソフトコンタクトレンズは初体験でしたが、装着しているのを忘れてしまうほど、ほとんど感覚はないです

なんて快適なのでしょう

おまけにハードに比べて、当初からある程度は見えました

全然違います

これだっ

と即決めしました

というのも、事前の検査や説明で、私の目の状態では、遠くも近くも完璧に見えるように合わせるのは難しいと聞いていたこともありました

強い近視と乱視に加えて老眼にも対応しようとすると、私の場合は見え方のバランスを取るのが難しいということでした

それでも、これまでとは違う見え方への期待がありました

プランの選択

2週間ごとに使い捨てタイプで、1ヶ月の定額制のプランにしました

3ヶ月ごとに店に付随する眼科で検査を受け、3ヶ月分のレンズを受け取るという仕組みです

私の場合、後日宅配便で送られてきます

急に破損した場合も、手元に次のものがあるので安心だなあと思いました

今までのハードタイプは、紛失したり、破損した時、すぐにはなかなか買いに行くことができないのでその間は眼鏡で過ごすしかなかったのです

装着時の慣れ

もともと話には聞いていたことではありましたが、はずす時に目に直接触れて、レンズがぐにゃっとする感じに耐えられるかどうか、ということにドキドキでした

怖かったのですが、眼科で教えていただきながらやってみると、なんとかできました

あとは日々使って慣れていくだろうと思っていました

今はそこそこ慣れましたが、やはり着脱時は緊張します

いまだに、鏡がないとできません

年をとって慣れるのは大変なのです

妥協は必要だった

肝心の使用感は

実際に使ってみると、ハードより私には合っていました

ピントを合わせるのに数秒かかることもありますが、近いところも見えます

時間帯やその時の光の具合によって、はっきり見える時もあれば、少しぼやけて見えにくい時もあります

それでも、以前よりずいぶん楽になりました

困ったことに

遠くがよく見えるように合わせると、近くが見えにくくなる

反対に、近くをもっと楽に見えるようにすると、今度は遠くが見えにくくなる

私の場合は、どちらも完璧に、というわけにはいきませんでした

ちょっぴり残念ですが、妥協は必要でした

これがベストではないけれど、今のところはこれが一番私に合っている

そう思っています

まとめ

遠近両用コンタクトレンズの乱視用というところにたどり着くまで、私の場合は半年ほどかかりました

長年使い慣れたハードコンタクトレンズから、初めてのソフトコンタクトレンズへ

私にとっては、思っていた以上に大きな変化でした

今の私には、この見え方がちょうどいい

今でも、遠くも近くもすべてが完璧に見えるわけではありません

遠くを見やすくすれば近くが見えにくくなり、近くを見やすくすれば遠くが見えにくくなる

私の場合は、今の見え方が一番生活しやすいところに落ち着きました

まだまだ見たいもの、読みたいものがある

若い頃は、視力が悪くても『見えるようにすればいい』と思っていました

でも50代になって、『見える』ということは、仕事や日常生活の過ごしやすさにも大きく関わるのだと実感しています

半年ほど試行錯誤しましたが、今の私に合う方法を見つけられてよかったと思っています

若い頃のように、何もかもくっきり見えるわけではありません

それでも本を読んだり、仕事をしたり、毎日の生活を楽しんだり

今の私には、それができれば十分です

50代、あちこち変化は出てきますが、そのたびに自分に合う方法を探していけばいい

まだまだ見たいものも、読みたいものも、たくさんありますから